
ひつじ
白砂糖以外の甘味料で作るジャムは、風味も色もガラッと変わって楽しいですよ!
【この記事のまとめから】
- 白砂糖以外でもジャム作りは可能で、甘味料によって風味・色・固さが変わります。
- きび砂糖・てんさい糖・はちみつ・メープル・黒糖など、それぞれ特徴が異なります。
- 液体甘味料はゆるくなりやすく保存性が下がるため、少量で作るのがおすすめです。
はじめに

ジャム作りに使う砂糖は、実は「白砂糖」だけではありません。
きび砂糖・てんさい糖・はちみつ・メープルシロップなど、
甘味料を変えるだけで 香り・色・コク・固さ が大きく変化します。
白砂糖以外を使うことで、やさしい味わいやナチュラルな甘みが楽しめるうえ、
フルーツの種類に合わせた“味の組み合わせ”も作れるのが魅力。
この記事では、ジャム作りに使える甘味料 を厳選し、
それぞれの 特徴・仕上がり・保存性の違い をわかりやすく解説します。
ジャム作りに使える“白砂糖以外”の甘味料一覧
白砂糖の代わりに使える甘味料は多く、
選ぶものによって 色・香り・とろみ・保存性 が変わります。
ここでは“家庭で使いやすい甘味料”に絞って紹介します。
① きび砂糖(まろやかでコクのある甘さ)
- 風味:やさしい甘さでクセがない
- 仕上がり:ほんのり薄茶色のジャムに
- 保存性:白砂糖とほぼ同じ
→ いちご・りんごなど淡い果物にも使いやすい
② てんさい糖(やさしい甘さ・冷え性さんにも人気)
- 風味:まろやかで自然な甘さ
- 仕上がり:わずかに淡茶色
- 特徴:オリゴ糖が含まれるため、優しい甘み
→ どんな果物とも相性が良い万能タイプ
③ 三温糖(濃い甘さ・ほんのりカラメル風味)
- 風味:強い甘みとコク
- 仕上がり:濃い茶色のジャムになりやすい
→ 桃・プルーン・ブルーベリーなど色の濃い果物向き
④ はちみつ(香りが残るフルーティーな甘さ)
- 風味:はちみつの香りがしっかり残る
- 仕上がり:固まりにくく、ゆるめ
- 保存性:砂糖より短くなる
- 注意点:1歳未満には与えない
→ 砂糖の70〜80%量で代用可能
⑤ メープルシロップ(大人向けの豊かな香り)
- 風味:独特の芳ばしい香り
- 仕上がり:サラッとした仕上がり
- 保存性:低め
→ 梨・リンゴ・いちじくなど香りが合う果物向け
⑥ 黒糖(深いコクとミネラル感)
- 風味:黒糖の味が強く出る
- 仕上がり:黒っぽい深い色味に
→ バナナ・いちじく・マンゴーに合う
⑦ アガベシロップ・ココナッツシュガー(自然派・健康志向に)
- 風味:クセが少なく甘さもしっかり
- 仕上がり:茶色がかる
- 保存性:砂糖より短い
→ ナチュラル志向・甘さ控えめ派におすすめ
甘味料を変えるとどう変わる?
✔ 色の違い
- 白砂糖 → 透明感のある仕上がり
- きび・てんさい → 薄茶色
- 黒糖 → 黒っぽい仕上がり
✔ 風味の違い
- 白砂糖 → クセなし
- はちみつ・メープル → 強い香り
- 黒糖 → 深みと強いコク
✔ 固さ(とろみ)の違い
- 液体甘味料(はちみつ・メープル) → ゆるめ
- 粉系(きび・てんさい) → 固まりやすい
✔ 保存性
- 砂糖が最も保存性が高い
- 液体甘味料は糖度が下がるため保存期間は短め
→ 少量ずつ作るのがおすすめ
白砂糖以外を使う時の注意点
- 保存性が下がるため 小瓶で少量ずつ作る
- 液体甘味料なら 少し長めに煮詰め硬さを調整 する
- 強い風味の甘味料(黒糖・メープル)は果物の種類を選ぶ
- 砂糖と併用して「ブレンド」すると扱いやすくなる
- フルーツを冷凍保存して少量ずつジャムを作るのも◎
まとめ|好みにあったジャムを作ろう!

ひつじ
お砂糖の種類を変えて色々試してみるのもいいね!
白砂糖以外の甘味料でもジャムはおいしく作れます。
ただし、甘味料によって 香り・色・固さ・保存期間 が変わるため、
作りたいジャムに合わせて甘味料を選ぶのがポイント。
きび砂糖やてんさい糖ならクセも少なく、
はちみつ・メープルなら香り豊かな“大人のジャム”も作れます。



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