
キウイとパイナップルのゼリーが
固まらない原因と対処法を解説します!🍍
この記事のまとめから
- キウイ・パイナップルゼリーが固まらない主な原因は「たんぱく質分解酵素の影響」
- 生フルーツは70℃以上に加熱して酵素を失活させると安定する
- やわらかめ1.5〜2%、しっかりめ2〜2.5%、型抜きは2.5〜3%が目安
酵素対策と濃度設計を意識すれば、フルーツたっぷりのゼリーもきれいに固まります。仕組みを理解して、失敗しないレシピ作りを目指してみてくださいね。
はじめに
「キウイを入れたらゼリーが固まらない…」
「パイナップル入りにしたらトロトロのまま」
「ゼラチンはちゃんと入れたのにどうして?」
キウイやパイナップルを使ったゼリーは、特に失敗しやすいフルーツゼリーです。
その原因は酵素。
これらのフルーツには、ゼラチンを分解してしまう成分が含まれています。
でも安心してください。
仕組みを知れば、きちんと固まるようになります。
今回は、キウイ・パイナップルゼリーが固まらない理由と、確実に成功させる方法をプロ目線で解説します。
なぜキウイとパイナップルは固まらないの?
① たんぱく質分解酵素の影響
キウイやパイナップルには、たんぱく質を分解する酵素が含まれています。
- キウイ → アクチニジン
- パイナップル → ブロメライン
ゼラチンはたんぱく質由来の凝固剤です。
そのため、生のまま加えると、
酵素によってゼラチンが分解され、固まらなくなります。
これが最大の原因です。
② 生のまま使っている
酵素は“生”の状態で活発に働きます。
しかし、酵素は熱に弱いという性質があります。
対処法
- 果汁やピューレを70℃以上に加熱する
- 1分程度温度を保つ
- その後60℃前後まで下げてゼラチンを加える
- もしくは缶詰を使う
70℃以上に加熱すると酵素は失活します。
これだけで固まるようになります。
③ ゼラチン濃度が足りない
酵素対策をしても、ゼラチン濃度が低いとゆるくなります。
目安は以下の通りです。
- やわらかめ:1.5〜2%
- しっかりめ:2〜2.5%
- 型抜き:2.5〜3%
例:液体500gなら
→ 型抜きなら12.5〜15gが目安
酵素対策+濃度設計の両方が大切です。
④ 果肉を入れすぎている
果肉を多く入れると、
- 水分が出る
- 重みで崩れる
という原因になります。
型抜きする場合は、果肉は控えめにしましょう。
⑤ 冷却不足
ゼラチンは冷やすことで固まります。
- やわらかめ:3時間以上
- 型抜き:4時間以上推奨
しっかり冷やしてから判断しましょう。
今からできるリカバリー方法
まだゆるいだけの場合
まずは冷蔵時間を延ばします。
まったく固まらない場合
- ゼリー液を鍋に戻す
- 70℃以上に加熱して酵素を失活
- 追加ゼラチンを加える
- 再度型に流し、冷やす
ゼラチンは一度溶かしても再度固めることができます。
60℃以上の高温で加熱しないよう注意が必要です。
寒天なら固まる?
寒天はゼラチンと違い、たんぱく質ではありません。
そのため、酵素の影響を受けにくいという特徴があります。
- 必ず沸騰させる
- 1〜2分しっかり煮溶かす
しっかりめの食感になりますが、安定性は高いです。
失敗しないプロのコツ
- 生フルーツは70℃以上で加熱
- 果肉は入れすぎない
- ゼラチンは高温で長時間加熱しない
- 冷却時間を十分に取る
キウイ・パイナップルゼリーは“酵素対策+濃度設計”が成功のカギです。
まとめ

キウイとパイナップルは酵素を多く含むフルーツだから、
下処理やゼラチンの量を調節するといいよ!🥝
キウイやパイナップルでゼリーが固まらない原因は、
- たんぱく質分解酵素
- ゼラチン濃度不足
- 水分過多
- 冷却不足
にあります。
70℃以上で酵素を失活させ、ゼラチンは60℃以下で溶かすと綺麗に仕上がります。
仕組みを理解すれば、フルーツたっぷりのゼリーもきれいに仕上がりますよ🍍
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