
電子レンジでも、温度管理さえ気をつければチョコのテンパリングは十分きれいにできますよ!
【この記事のまとめから】
- 電子レンジでも「10秒ずつ温めてよく混ぜる」ことでテンパリングは可能です。
- ダーク・ミルク・ホワイトで適温が異なり、ホワイトは27〜28℃が作業温度です。
- クーベルチョコはもともとテンパリング済なので、溶かしすぎなければそのまま使えます。
はじめに

艶のある口溶けの良いチョコレートにする作業”テンパリング”は「温度調整」がすべて。
定番は湯せんで行う方法ですが、電子レンジでもポイントさえ押さえれば十分可能 です。
溶かしすぎによる分離・ツヤが出ない失敗は、
ほとんどが「高温になりすぎた」「温度ムラができた」ことが原因。
この記事では、電子レンジでできる簡単テンパリングのやり方と、
チョコの種類別の適温、よくある失敗と対策を
“短時間で迷わず再現できるよう” にまとめて解説します。
電子レンジでテンパリングはできる?
結論:電子レンジでもテンパリングは可能です。
ただし、
- 一気に加熱しない
- 温度を均一にする
- こまめに混ぜる
この3つがとても重要。
特にレンジは“熱の入り方にムラが出る”ため、
加熱よりも混ぜる時間を長くするのが成功のコツです。
チョコの種類別|テンパリングの温度
ダークチョコレート
- 加熱温度:50〜55℃
- 冷却温度:27〜28℃
- 再加熱:31〜32℃
ミルクチョコレート
- 加熱温度:45〜50℃
- 冷却温度:26〜28℃
- 再加熱:29〜30℃
ホワイトチョコレート(焦げやすい)
- 加熱温度:40〜45℃
- 冷却温度:25〜26℃
- 再加熱:27〜28℃
電子レンジでできるテンパリング手順(簡単ステップ)
① 細かく刻む
・細かいほどムラなく溶ける
・板チョコは薄くスライスするイメージ
② 500〜600Wで10〜20秒ずつ加熱する
・「10秒加熱 → 混ぜる」を繰り返す
・7割溶けたら追加加熱は“数秒”でOK
・加熱のしすぎはチョコの質が悪くなったり焦げてしまいます
③ 全体を滑らかに溶かし、冷却温度まで混ぜて下げる
・混ぜることで温度が均一に
・しばらく混ぜるor少し置いておくと自然と温度が下がる
④ 再加熱して作業温度に合わせる
・目的の温度に合わせて5〜10秒ずつ加熱
・艶のある状態で自然に固まるようであればテンパリング成功!
電子レンジテンパリングが失敗しやすい原因と対策
① 加熱しすぎ(最も多い)
→ 分離・ザラザラの原因
対策:長時間加熱は絶対NG。10秒以下にする。
② 温度ムラができる
→ ツヤが出ない
対策:加熱より“混ぜる”を多くする。
③ ホワイトチョコの焦げ
→ すぐに黄色く変色
対策:焦げやすいので必ず短時間加熱。
余談|クーベルチュールは“溶かすだけでもOK”
クーベルチョコレート(クーベルチュール)は、
**工場出荷時点でテンパリングされた状態(結晶が安定した状態)**で販売されています。
そのため、
一気に高温に上げず結晶を壊さない限り、テンパリング操作をしなくても使える という特徴があります。
✔ 電子レンジで活かすコツ
- 一気に温度を上げない
- 少しずつ溶かす
- 作業温度にまで上げる
→ これだけで、
「テンパリングし直さずに使える状態」を保てることもあります。
まとめ

この方法だと水分が入って失敗するリスクがないよ!
- 電子レンジでもテンパリングは可能
- “10秒加熱 → 混ぜる”を徹底し、温度ムラを作らない
- 種類ごとの適温を守ればツヤが出て固まりも良い
- クーベルチョコは“溶かしすぎなければテンパリング済のまま使える”



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