ベーキングパウダーとは|入れる割合と量・注意点をプロが解説

ベーキングパウダーとは?-入れる割合と量・注意点 お菓子作りの基本
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ひつじ
ひつじ

ベーキングパウダーの割合や注意点を紹介!

【この記事のまとめから】

ベーキングパウダーは小麦粉に対して2%が基準量です。

パウンドケーキは粉200gに対して5g、ホットケーキ・蒸しパンは200gに対して10gが目安

入れすぎると「膨らみすぎてしぼむ」「苦味が出る」など逆効果になるため注意。


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はじめに

ふんわり仕上げたいスポンジケーキやパウンドケーキに欠かせない「ベーキングパウダー」。
でも入れる量を間違えると、膨らまなかったり、逆に膨らみすぎてしぼんだり…お菓子作りで失敗しやすいポイントでもあります。

この記事では、ベーキングパウダーの基準量、入れすぎの失敗、膨らまない原因、使い方のコツまで、プロ目線でわかりやすく解説します。

先に結論を言うと──
ベーキングパウダーは「小麦粉に対して2%」が基本。
これを守るだけで仕上がりが大きく変わります!

粉100gなら2g、200gなら4g。
作りたいお菓子によって量を調節します。
用途別の適正量も併せてしっかり押さえておきましょう。


ベーキングパウダーとは

ベーキングパウダーとは、生地をふんわりと膨らませるための 膨張剤 です。
生地の中で 「水+熱」 が加わることでガスが発生し、その気泡が焼き固まってふんわり仕上がります。

ベーキングパウダーの仕組み

  • 水に触れた瞬間、少しガスが出る
  • オーブンの熱でさらに反応し、一気に膨らむ
  • 作ったらすぐ焼く必要があるのはこのため

重曹との違い

  • ベーキングパウダー:苦味が出にくく、どんなお菓子にも使いやすい
  • 重曹(ベーキングソーダ):味と色が変わりやすい。和菓子・クッキー向け

ベーキングパウダーの入れる“適正量”は?【基準早見表】

ベーキングパウダーは 入れれば入れるほど膨らむわけではありません。
適正量を超えると逆に膨らまなくなったり、苦味やモロモロ食感の原因に。

最初に覚えるべきは1つだけ。

✔ 小麦粉に対して「2%」

これが基本の黄金比です。


基本の割合(粉100gに対して2gが目安)

  • 粉100g → 2g
  • 粉200g → 4g
  • 粉300g → 6g

量は作りたいお菓子の種類によって変わってきます。


用途別の適正量(スポンジ・パウンド・クッキー)

● パウンドケーキ

粉200gに対して 5g
(=2.5%ほど。油分が多いためやや増える)

● ホットケーキ・蒸しパン

粉200gに対して 10g
(=約5%。ふっくら膨らませたい配合のため多め)

● クッキー

基本は 入れずに作ります
少し膨らませたい場合は 0.5〜1% 程度


ベーキングパウダーを入れすぎるとどうなる?【失敗例】

初心者が一番やりがちな失敗が「入れすぎ」。
ガスの発生が強すぎると、生地が支えきれず collapse(崩壊) してしまいます。

① 苦味が出る・変な味がする

アルカリによる苦味が一気に強くなる。

② 膨らみすぎてしぼむ(崩れる)

一度大きく膨らんだ後、支えられずベチャッと潰れる。

③ 生地が粗くなる・パサつく

気泡が大きくなりすぎて、口どけが悪くなる。


ベーキングパウダーが効かない原因(膨らまない理由)

「入れたのに膨らまない…」
そんな時はベーキングパウダーそのものが原因とは限りません。

① 賞味期限切れ・湿気で力が弱い

開封後に放置→湿気吸収→反応が弱くなる。
密閉保存が必須。

② 生地を放置しすぎた

ベーキングパウダーは「水に触れた瞬間から反応」。
混ぜてから焼くまでの時間が長いと、膨らむ力が弱まります。

③ 混ぜすぎで気泡が潰れる

特にパウンドケーキは要注意。
気泡をつぶすと膨らむ余地がなくなります。


ベーキングパウダーと重曹の違い(ざっくり比較)

比較項目ベーキングパウダー重曹
風味クセが少ない苦味が出やすい
変化しにくい褐色になりやすい
向いてるお菓子ほぼ全部和菓子・クッキー
代用できるが量調整が必要レシピ次第で可

“迷ったらベーキングパウダー”が基本。


ベーキングパウダーの使い方のコツ【プロ目線】

① 粉類としっかり混ぜてから使う

均一に混ざらないと、味ムラや膨らみムラの原因に。
薄力粉などの粉類と一緒に振るってから生地に混ぜると綺麗に仕上がります。

② 生地を作ったらすぐ焼く

反応が進む前に焼き始めることで、いちばんきれいに膨らみます。

③ 適正量を守る(2%)

たくさん入れればふんわり膨らむわけではないので、入れすぎには注意です。


ベーキングパウダーの代用はできる?(重曹・酢など)

基本的には 代用はおすすめしない けれど、どうしてもという場合の応急処置としては以下。

● 重曹で代用する場合

ベーキングパウダーの 1/2〜1/3量
(味・色が変わる点には注意)

● 酢+重曹の“パチパチ反応”は?

膨らむけれど風味が変わりやすく、毎回再現性が低い。
家庭向けではあまりおすすめしません。


まとめ|ベーキングパウダーは“適正量”がいちばん美味しい

ひつじ
ひつじ

ベーキングパウダーの膨らみを使って膨らませるものには多め、
少し膨らみを補助する程度の時は少なめの配合になっているよ!

  • ベーキングパウダーは 小麦粉に対して2%が基準
  • パウンドケーキは 200gに5g
  • ホットケーキ・蒸しパンは 200gに10g
  • 入れすぎは「苦味・しぼみ」の原因
  • 混ぜたらすぐ焼くのが成功のコツ

適正量を守れば、仕上がりはぐっと安定します。
今日から失敗しないふんわりお菓子作りを楽しんでみてくださいね!


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