
パウンドケーキの生地が分離する原因は、ほとんどが“バターと卵の温度”なんです。
【この記事のまとめから】
- パウンドケーキの生地が分離する主な原因は、バターと卵の温度差や卵の入れ方にあります。
- バターは指で押して跡がつく柔らかさ、卵は常温に戻し、少量ずつ加えることで乳化が安定します。
- 砂糖とバターをしっかり白っぽくなるまで混ぜてから卵を入れると、ふんわりした生地に仕上がります。
はじめに
パウンドケーキ作りでよくある失敗が、生地が分離してモロモロになる というもの。
「混ぜ方が悪かったのかな?」と思われがちですが、
実はほとんどが バターと卵の温度差による“乳化不良” が原因です。
正しい温度と手順さえ押さえれば、初心者でもふんわりきれいなパウンドケーキが作れます。
この記事では、生地が分離してしまう主な原因と、家庭でできるカンタンな対策をまとめて解説します。
パウンドケーキが分離する主な原因5つ
① バターと卵の温度差が大きい
もっとも多い原因がこれ。
冷たい卵を入れると、バターが一気に固まって 油分と水分が分離 してしまいます。
理想の温度は…
- バター:20〜22℃(指で押してスッと跡がつく柔らかさ)
- 卵:常温(またはぬるま湯で軽く温める)
この温度差をなくすだけで、分離はかなり防げます。
② 卵を一気に入れてしまう
卵をドバッと入れると、バターが抱えきれずに分離します。
必ず 3〜4回に分けて 少量ずつ加え、
1回ごとに「なじんだかどうか」を確認しましょう。
③ 砂糖とバターの混ぜ不足(クリーム状になっていない)
砂糖とバターを白っぽくクリーム状にする工程は、
実は 乳化の土台 を作る大事なステップです。
砂糖の粒が乳化を助けてくれるため、
ここが弱いと卵が入りにくく、分離の原因になります。
またこの作業を怠ると膨らまない原因にも繋がります。
④ バターが柔らかすぎ・溶けかけている
柔らかすぎる(液状に近い)バターは乳化が壊れやすいです。
夏場に起こりやすく、混ぜる前から分離の原因を作ってしまいます。
柔らかくなりすぎた時は
少し冷蔵庫に入れて“指で押して跡がつく固さ”まで戻す のがコツ。
⑤ 粉を入れる前にすでに分離している
粉を入れると比較的繋がるのですが、卵とバターの乳化ができていた方が綺麗に焼き上がります。
もし分離してしまった時は、湯煎で少し温めてあげると繋がります。
分離しないための簡単なコツ
- 卵は常温に戻す(または軽く温める)
- バターは20〜22℃の柔らかさに
- 卵は小分けにして数回に分けて入れる
- 砂糖とバターはしっかり白っぽくなるまで混ぜる
- 夏場はバターが溶けやすいので温度管理を丁寧に
これだけで仕上がりが大きく変わります。
分離するとどうなる?初心者が気づくポイント
- 生地がモロモロする
- シャバシャバして油が浮く
- 焼き上がりが重く、油っぽくなる
- きめが粗く、膨らみが悪い
→ これらはすべて“乳化不良”が原因です。
まとめ

温度管理をすれば卵とバターの分離は防げるよ!
パウンドケーキが分離してしまうのは、ほとんどの場合“バターと卵の温度差”が原因です。卵を常温に戻し、バターを適切な柔らかさに整え、少しずつ加えるだけで乳化が安定し、ふわふわでしっとりしたパウンドケーキに仕上がります。基本の温度と手順を押さえれば、初心者でも失敗しにくい生地が作れるようになります。



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