
ゼラチンを使ったら、
なんだか臭いが気になる…そんなことありませんか?
原因と対処法を解説しているよ。
この記事のまとめから
- ゼラチンの臭いは、溶かす温度が高すぎることが原因になる場合がある
- 60℃前後を目安に、加熱しすぎないのが基本
- バニラなどの香りづけで、風味を和らげることができる
はじめに
ムースやゼリーを作ったとき、
「なんだかゼラチンの臭いが気になる…」と感じたことはありませんか?
賞味期限も問題ないし、腐っているわけでもなさそう。
それでも独特な臭いがすると、不安になりますよね。
実はゼラチンの臭いは、扱い方や溶かし方が原因で出ることが多く、
ちょっとした工夫で和らげることができます。
この記事では、
ゼラチンの臭いが気になる原因と、
お菓子作りでできる簡単な対処法をまとめました。
ゼラチンの臭いが気になる原因
溶かす温度が高すぎる
ゼラチンは、高温で加熱しすぎると臭いが出やすい素材です。
特に、鍋でグラグラ沸かしたり、
電子レンジで一気に加熱しすぎると、
動物由来の独特な臭いが立ちやすくなります。
ゼラチンは沸騰させる必要はありません。
ゼラチンの種類による違い
ゼラチンは原料が動物性のため、
種類やメーカーによって、
香りの感じ方に差が出ることもあります。
粉ゼラチン・板ゼラチンどちらでも起こりますが、
扱い方次第で臭いの出方は大きく変わります。
ゼラチンの臭いを抑える対処法
加熱しすぎないのが基本
ゼラチンは、
ふやかしてから60℃前後を目安に溶かすのがポイントです。
・温めた液体に混ぜて溶かす
・完全に溶けたら、それ以上加熱しない
この2点を意識するだけでも、
臭いはかなり出にくくなります。
バニラで風味を和らげる
ゼラチンの臭いが気になる場合は、
バニラの香りをプラスするのもおすすめです。
・バニラエッセンス
・バニラオイル
・バニラビーンズ
臭いを消すというより、
風味で包み込んで和らげるイメージです。
ムースやババロアなどの生菓子には、
特に相性が良い方法です。
一度冷ましてから使う
溶かした直後は臭いを感じても、
少し温度が下がると、
香りが落ち着くことがあります。
熱いまま混ぜず、
人肌程度まで冷ましてから使うのもひとつのコツです。
それでも臭いが気になるときは
- ゼラチンの量が多すぎないか見直す
- 別のメーカーのゼラチンを試す
- どうしても違和感がある場合は無理に使わない
品質に問題がありそうなときは、
無理に使わず、寒天など別の凝固剤に切り替えるのも選択肢です。
他の凝固剤に変えるのもひとつの方法
ゼラチンの臭いがどうしても気になる場合は、
無理に使い続けず、他の凝固剤に変えるのもひとつの選択です。
寒天
- 植物性で臭いが出にくい
- しっかりした食感
- 常温でも固まりやすい
👉 さっぱりしたゼリーや和風デザート向き
アガー
- 無臭で透明感が出やすい
- 口どけが軽い
- 酸やアルコールにも比較的強い
👉 フルーツゼリーや、見た目を重視したお菓子におすすめ
ペクチン
- 果物由来の凝固剤
- フルーツの風味を活かしやすい
👉 ジャムやフルーツ系デザート向き
ゼラチンは口どけの良さが魅力ですが、
仕上がりや香りの好みによって、
凝固剤を使い分けることで失敗しにくくなります。
まとめ

臭いが気になるときは温度に注意!
バニラや香りがいいものを合わせてみてね。
- ゼラチンの臭いは、加熱しすぎが原因になることが多い
- 溶かす温度は60℃前後を目安にする
- バニラなどの香りづけで、風味を和らげられる
ゼラチンは扱い方次第で、
仕上がりの印象が大きく変わる素材です。
ポイントを押さえて、安心してお菓子作りを楽しんでください。
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