
「グラニュー糖と上白糖って、見た目はほとんど同じだけど何が違うの?」
実は“甘さの質”も“お菓子の仕上がり”も変わるんです🍬
パティシエの現場でも、使う砂糖の種類を変えるだけで全然違う結果になりますよ。
この記事のまとめから
- グラニュー糖はサラサラで純度が高く、甘さがシャープ。
- 上白糖はしっとりして保湿性があり、まろやかな甘さ。
- お菓子の仕上がりに違いが出るため、目的に合わせた使い分けが大切です。
パティシエままが、スイーツの仕上がりを変える“砂糖の選び方”をやさしく解説します🐑✨
グラニュー糖と上白糖の違いを一言で言うと?

見た目は似ていても、精製の仕方が違う
グラニュー糖と上白糖は、どちらも「サトウキビ」や「てん菜」から作られる砂糖ですが、
精製の工程と成分が少し異なります。
グラニュー糖は「結晶が大きく、純度が高い砂糖」。
一方、上白糖は「転化糖(トレハロースやグルコース)」が加えられ、
しっとりとした質感に仕上がっています。
グラニュー糖=サラサラ・上白糖=しっとり
グラニュー糖は粒が大きくサラッとしていて、湿気を吸いにくいのが特徴。
上白糖は細かい粒でしっとり感があり、少し手にくっつくような柔らかさがあります。
この「サラサラ」「しっとり」の違いが、
お菓子の仕上がりに大きく影響します🍰✨
製法と成分の違い
グラニュー糖は「純度の高い結晶タイプ」
グラニュー糖は、糖蜜を何度も精製して作られるためほぼショ糖(スクロース)100%。
不純物が少なく、透明感のあるサラサラした粒になります。
味もすっきりとしてクセがなく、洋菓子に最も多く使われます。
上白糖は「転化糖を加えてしっとりタイプ」
上白糖は最後の仕上げに転化糖液(ブドウ糖+果糖)を加えるため、
わずかに水分を含んでしっとり。
この転化糖が保湿性を高め、焼き菓子などをしっとりやわらかく保つ効果があります。
味・見た目・食感の違い
| 比較項目 | グラニュー糖 | 上白糖 |
|---|---|---|
| 見た目 | 粒が大きく透明感あり | 粒が細かく白っぽい |
| 甘さ | すっきり・シャープ | まろやかでコクあり |
| 食感 | サラサラで軽い | しっとり・やや重め |
| 溶けやすさ | やや遅い | 早く溶ける |
| 焼き色 | 均一に出やすい | やや濃くなりやすい |
| 吸湿性 | 低い(固まりにくい) | 高い(湿気を吸う) |
💡パティシエメモ:
甘さの質は「グラニュー糖=軽い・シャープ」「上白糖=まろやか・やさしい」と覚えると◎
お菓子作りでの使い分け方
グラニュー糖が向いているスイーツ
- メレンゲ・プリン・クッキー・カスタードなど
- 泡立ちが良く、焼き色がきれいに出る
- 甘さがスッキリして後味が軽い
▶︎洋菓子ではほとんどグラニュー糖が主流です。
しっかりとしたツヤや軽さを出すときにぴったり!
上白糖が向いているスイーツ
- スポンジケーキ・マドレーヌ・和菓子・煮物など
- 保湿力が高く、しっとりとした仕上がりになる
- 甘さがやさしく家庭的な味に
▶︎和風スイーツや家庭のお菓子では上白糖のやさしさが活きるんです🍵
上白糖はダマになりやすいので混ぜるときに注意が必要です。
代用できる?使い方のコツ
同じ分量でも甘さ・仕上がりが変わる
どちらも砂糖なので代用は可能ですが、
同じ量でも甘さの感じ方が異なります。
- グラニュー糖 → 上白糖に置き換える場合:1.1倍ほど多めに
- 上白糖 → グラニュー糖に置き換える場合:0.9倍でOK
💡焼き菓子では上白糖の方が色づきやすく、
グラニュー糖に変えるとやや淡い焼き色になります。
健康・保存面での違い
カロリーはどちらもほぼ同じ
グラニュー糖も上白糖も約384kcal / 100g。
成分の違いはあるものの、カロリー差はほとんどありません。
保存のしやすさ
- グラニュー糖:湿気を吸いにくく、長期保存向き
- 上白糖:吸湿性が高く固まりやすい
💡保存のコツ:
密閉容器に乾燥剤を入れて、風通しのよい場所に保管しましょう。
固まった上白糖は電子レンジで10秒ほど温めるとサラッと戻ります✨
まとめ|お菓子の仕上がりは“砂糖選び”で変わる

甘さの種類を知って、“体にも心にもやさしいお菓子作り”を楽しもう🐑✨
同じ砂糖でも、グラニュー糖と上白糖では甘さ・見た目・食感が大きく異なります。
グラニュー糖は軽やかでシャープな甘さ、
上白糖はまろやかでしっとりした甘さ。
お菓子の目的に合わせて使い分けるだけで、
いつものスイーツがぐんと美味しくなります🍰



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