【保存版】失敗しない寒天の割合と量!ゼリー・デザートの食感別に解説

失敗しない寒天の量と割合-ゼリーなどの食感別に解説 お菓子作りの基本
記事内に広告が含まれています。
ひつじ
ひつじ

寒天は、量と割合で食感が大きく変わります。
まずは「基本の目安」を知っておくと失敗しにくいですよ。

この記事のまとめから

  • 粉寒天の基本は1000mlに対して8g(0.8%)
  • やわらかめは0.6%、しっかり固めたい場合は1%が目安
  • 棒寒天は1本約8gで、粉寒天約8gと同量として使える

はじめに

寒天を使ったゼリーやデザートを作ったとき、
「思ったより固い」「逆にやわらかすぎた」
そんな経験はありませんか?

寒天は、少し量が変わるだけで食感が大きく変わる凝固剤です。
ゼラチンと同じ感覚で使うと、失敗しやすいのも特徴のひとつ。

この記事では、

  • 寒天の基本的な割合と量
  • 食感別(やわらかめ・標準・しっかり)の目安
  • 失敗しにくい使い方

を、保存版としてまとめました。
寒天デザートを安定して作りたい方の参考になればうれしいです。


寒天とは?ゼラチンとの違いを簡単に

寒天は、海藻から作られた植物性の凝固剤です。

  • 少量でもしっかり固まる
  • 常温でも固まる
  • 歯切れのよい、さっぱりした食感

口どけ重視のゼラチンとは違い、
寒天は「固さが出やすい」のが大きな特徴です


寒天の基本割合と量【まずはここ】

粉寒天の基本配合

寒天を使うときの基準となる割合は、

液体1000mlに対して粉寒天8g(0.8%)

この配合が、
ゼリーや寒天デザートで一番使いやすい標準の固さです。

まずはこの割合を覚えておくと、
食感調整がしやすくなります。


棒寒天の場合の目安

棒寒天は、

1本=約8g

と考えると分かりやすく、
液体1000mlに対して1本が標準量です。

粉寒天と同じ感覚で置き換えて使えます。


食感別|寒天の割合と量の目安

寒天は、割合を変えることで食感を調整できます。


やわらかめ(0.6%)

液体1000mlに対して6g

  • 口当たりをやさしくしたいとき
  • フルーツ寒天や、さっぱりしたデザート向き

寒天特有の固さが出にくく、
食べやすい仕上がりになります。


標準(0.8%)

液体1000mlに対して8g

  • 一番失敗しにくい基本配合
  • ゼリー・寒天デザート全般に使いやすい

迷ったら、まずはこの割合がおすすめです。


しっかり(1%)

液体1000mlに対して10g

  • 型抜きしたいとき
  • ところてん・和菓子向き

歯切れのよい、しっかりした食感になります。


寒天ゼリーが失敗しやすいポイント

しっかり沸騰させていない

寒天は、必ず沸騰させて完全に溶かす必要があります。
加熱が足りないと、うまく固まりません。


砂糖や材料を後から入れている

寒天は、
寒天+水を先に加熱して溶かすのが基本。

溶けてから砂糖や果汁を加えることで、
ダマや固まりムラを防げます。


酸性の材料を使っている

柑橘類など酸の強い材料を使う場合は、
やや多めの割合にすると失敗しにくくなります。
また寒天を溶かした寒天液の粗熱を取り、
加える酸性の材料は人肌程度に温めてから加えると失敗しにくくなります。


寒天が向いているデザート・向かないデザート

寒天が向いているもの

  • フルーツ寒天
  • 和風デザート
  • 常温で固めたいゼリー

寒天が向かないもの

  • ムース
  • なめらかな口どけが必要なお菓子

※ムースなどは、
ゼラチンを使った方が仕上がりが安定します。


まとめ

ひつじ
ひつじ

寒天は食物繊維を含んでいるから女性にも人気。
入れる量を調節してお好みの硬さを探してみてね。

  • 寒天の標準割合は0.8%(1000mlに対して8g)
  • やわらかめは0.6%、しっかりは1%
  • 棒寒天は1本約8gとして使える
  • 寒天は量と加熱が仕上がりを左右する

基本の割合を覚えておくと、
寒天デザートがぐっと作りやすくなります。


毎日のごはん作りを、少しだけ楽にしたい方へ。

シェフの無添つくりおきは、
無添加にこだわったお惣菜を冷蔵で届けてくれる宅配サービスです。

忙しい日の「頼れる選択肢」として、
今なら初回33%OFF+送料無料で試すことができます。

▶︎ シェフの無添つくりおきを見る

コメント

タイトルとURLをコピーしました