
メレンゲクッキーを上手に焼く方法を紹介します!
この記事のまとめ
- メレンゲクッキーの砂糖の量は、卵白の85~120%が基本の目安です。
- グラニュー糖で泡を安定させ、粉糖+コンスターチを加えると軽くサクサクした食感になります。
- コンスターチにはベタつきを防ぎ、形を安定させる効果があります。
- 焼成は90~110℃の低温で乾燥させることで、茶色くならずきれいに仕上がります。
砂糖の配合と低温焼成を意識すれば、失敗しにくく理想のメレンゲクッキーが作れます。
はじめに
メレンゲクッキーを作ったときに、「ベタつく」「思ったより甘すぎる」「焼いたら茶色くなった」「形が崩れた」などの失敗をしたことはありませんか?
メレンゲクッキーは材料が少ない分、砂糖の割合と焼き方が仕上がりを大きく左右する繊細なお菓子です。
この記事では、メレンゲクッキーに適した砂糖の量と配合の考え方、サクサクに仕上げるための材料の工夫、さらに茶色くならない焼き方のコツまで、実践しやすい形でわかりやすく解説します。
メレンゲクッキーに適した砂糖の割合と量
基本の目安は卵白の85~120%
メレンゲクッキーの砂糖の量は、卵白の重さに対して85~120%が基本の目安です。
例:卵白100gの場合
→ 砂糖 85~120g
割合による仕上がりの違いは以下の通りです。
- 85%前後:軽い食感、口溶けがよいが湿気に弱い
- 100%前後:甘さ・安定性・作りやすさのバランスが良い
- 120%前後:甘めで形が安定しやすく、保存性も高い
家庭用なら100%前後がもっとも扱いやすく失敗しにくい配合です。
200%配合のレシピもある
業務用や長期保存向けでは、卵白の200%量の砂糖を使う配合もあります。
この場合は、
- 非常に甘い
- 湿気に強い
- 固めでしっかりした食感
になりますが、家庭でのおやつ用には甘さが強すぎることも多いため、85~120%の範囲がおすすめです。
砂糖の種類で仕上がりが変わる
グラニュー糖の役割
グラニュー糖は、
- 泡立ちを安定させる
- きめ細かいメレンゲを作る
- 形を保ちやすくする
という重要な役割があります。まずはグラニュー糖でしっかり泡立てることが、安定したメレンゲ作りの基本です。
粉糖の役割
粉糖には、
- 口溶けを良くする
- 軽い食感にする
- 表面をなめらかにする
効果があります。仕上げに加えることで、繊細でサクッとした食感になります。
おすすめの考え方
- グラニュー糖 → 泡を作る・安定させる
- 粉糖 → 軽さ・口溶けを出す
という役割分担で使うと、失敗しにくくなります。
コンスターチを入れると何が変わる?
コンスターチ(コーンスターチ)を加えることで、次のような効果が得られます。
- ベタつきを抑える
- サクサク感を長持ちさせる
目安量は砂糖量の5〜20%程度です。
サクサク軽いメレンゲクッキーの配合例
配合例
- 卵白:80g
- グラニュー糖:80g
- 粉糖:40g
- コーンスターチ:10g
作り方の流れ(簡易)
- 卵白を泡立てながらグラニュー糖を数回に分けて加える
- 角が立つしっかりしたメレンゲまで泡立てる
- 粉糖とコーンスターチを合わせてふるい入れる
- ゴムベラでさっくり混ぜる
- 絞り袋で成形
この配合は、
- 泡の安定性
- 口溶け
- 軽さ
- ベタつきにくさ
のバランスがとても良い配合です。
メレンゲクッキーが茶色くなる原因
メレンゲクッキーが茶色くなる主な原因は以下です。
- 焼成温度が高すぎる
- 砂糖がカラメル化する
- 焼成時間が長すぎる
- 上火が強すぎる
メレンゲクッキーは「焼く」というより乾燥させるイメージが大切です。
茶色くならない焼き方のコツ
基本の焼成温度
90~110℃の低温
110℃を超えると砂糖がカラメル化し茶色く色づきます。
家庭向けの方法
- 100℃
- 60~120分
じっくり乾燥させます。※量によって時間は変わり、多ければ多いほど時間がかかります。
ケーキ屋さんでは…
実際の現場では、
- 仕事の最後にメレンゲを仕込む
- オーブンを105℃に設定
- 天板を入れる
- すぐに電源を切る
- そのままダンパーを開け一晩放置して乾燥
という方法をよく使っていました。
低温+余熱+長時間乾燥で、水分だけを飛ばし、白くきれいな仕上がりになります。
ベタつかせない保存方法
- 完全に冷ましてから保存
- 乾燥剤と一緒に密閉容器へ
- 高温多湿を避ける
冷蔵庫保存は結露の原因になるためやめましょう。
シリカゲルを入れて密封保存が一番長くサクサク感をキープできます。
まとめ

すぐ消費する&見た目はあまり気にしないという場合には砂糖少なめでも問題なく美味しく仕上がります!
メレンゲクッキーの砂糖は、卵白の85~120%が基本の目安です。
グラニュー糖で泡を安定させ、粉糖とコンスターチを加えることで、軽くサクサクした食感に仕上がります。
また、90~110℃の低温乾燥を意識することで、茶色くならず美しい白いメレンゲクッキーが作れます。
砂糖の配合と焼成温度を押さえれば、失敗しにくく安定した仕上がりになりますよ。
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