パティシエになるには?専門学校・現場のリアル体験談|夢を叶えるためのステップガイド

パティシエになるには? おやつの話
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ひつじ
ひつじ

今日はパテシエになるにはどうしたらいいのか、資格など紹介していくよ!

まる
まる

パティシエって修行とかのイメージあるけど、どうなのかな?

はじめに:パティシエという夢、どうすれば叶う?

「お菓子が好き」「ケーキ屋さんで働きたい」
そんな気持ちから“パティシエになりたい”と思う人は多いですよね。

私もそのひとりでした。
はじめはただ“お菓子を作るのが楽しい”という気持ちだけ。
でも、専門学校で学び、実際に現場で働いてみると、
そこには想像以上の「努力」「技術」「チームワーク」がありました。

この記事では、現役パティシエとして働いてきた私の経験をもとに、
「パティシエになるにはどうすればいいの?」
「実際の現場ってどんな感じ?」
そんな疑問にできるだけリアルにお答えしていきます。


パティシエになるまでの流れ

高校卒業後は専門学校が主流

結論から話すと、パティシエになるのに資格はいらず、就職さえできればパティシエになれます!

しかし、パティシエを目指す人の多くは、まず製菓専門学校に進学します。
期間は1〜2年が一般的で、製菓実習・理論・衛生・店舗実習などを学びます。

学費は決して安くはありませんが、
先生が一から丁寧に教えてくれるので、初心者でも安心です。
特に「お菓子作りを基礎からしっかり学びたい」人には最適な環境です。


独学やアルバイトから目指す人も

先ほども話しましたが、専門学校に行かずにパティシエになる人もいます。
ケーキ屋さんでアルバイトや見習いからスタートし、
現場で学びながら技術を磨いていくスタイルです。

ただし、未経験から始めると体力的にも精神的にも大変。
職人業なので出来るようになるまで少し疲れるかもしれません。
「お菓子作りが本当に好き」「手に職をつけたい」
そんな強い意志があれば、現場で成長していけます。

お金を稼ぎながら、技術を手に入れられるのが最大のメリットです!
専門学校へ行くのは厳しい、時間がないという方も諦める必要はありませんね。


必要な資格や検定はある?

実は、パティシエになるために必須の資格はありません
ただし「製菓衛生師」という国家資格を持っていると、
お店を開業したり、転職のときに有利になります。
職場によっては製菓衛生師の資格を持っていないと就職できない所も。

認可の専門学校2年制だと、受験資格を得られ在学中に資格取得することもできます。


専門学校で学べること

基礎技術(計量・製法・仕上げ)

泡立て・計量・粉ふるいなどの基礎からナッペや絞りなどの技術を練習・指導してもらえます。
また現場で使う業界用語などに触れられるので現場に入ってからも仕事を理解しやすいでしょう。

「生クリームの立て具合」「粉の合わせ方」──
ほんの少しの違いで仕上がりが変わる。
それを肌で感じられるのが専門学校の魅力です。


実習だけではなく座学での授業も

認可学校では製菓衛生師の資格取得に向けての座学が多く、実習よりも座学でのお勉強の方が多いんです。お菓子作りは化学の力が多く使われていたりするので、「なぜ上手くいかないのか」「ふわふわに焼くにはどうしたらいいのか」「衛生管理」など本気でパティシエとして上達を目指すならば知って損はないことが沢山学べます。

独学でも追求し続けられる人であれば問題ないかもしれませんが、
教えてもらえるなら手っ取り早い気もします!

実習の雰囲気と先生との関係

実習ではクラスメイトと協力しながら進めていきます。
先生に教えてもらい、実践の繰り返し。

学校や先生によってやり方や雰囲気は全く違うと思いますが、
私が通っていた専門学校は少し緊張感がある中での実習が多かったです。

しかし現場では失敗しまくってはビジネスとして成り立たなくなってしまい、売り上げが立たないということはお給料も貰えなくなってしまいますよね。

それではいくら好きなお仕事でも本末転倒ですよね。お給料を貰うために働くのですから。

その点、就職前からその空気の中で作業することは練習としていいと思います。

先生たちは現場で働いた経験がある方が多く、現場の厳しさと楽しさを教えてくれるでしょう。


授業以外で身につけておくといいこと

お菓子作りの技術だけでなく、段取り力・集中力・チームワークも大切です。
パティシエの現場ではそれぞれのポジションについて働いたり役割分担をして仕事を進めることが多いと思います。

例えば、「私はモンブランを1から一人で作ります!」ではなく、「モンブランで使う生地を焼く人・クリームを仕込む人・仕上げる人」など効率よくお菓子を作るためにそれぞれ役割分担をして仕事を進めていきます。
また日々慌ただしい現場が多いので、少しでも人の手が空かないように効率よく仕事を回すことが大切になってきます。

実際に働くと「自分だけのペース」では動けないことが多いので、
学生のうちから全体の動きを意識して手早く丁寧に作業することを練習しておくと良いでしょう。

実際にアルバイトなど働いた経験は就職後役立つことが多いので社会経験としてアルバイトはおすすめです!


パティシエの現場のリアル

1日の流れ(仕込み〜販売まで)

朝はお店に並べるケーキを準備するところから始まるところが多いです。
その後は仕込みや翌日の準備などを進めます。

お店が開く前に、すべてのスイーツを並べられるように準備する時間が一番慌ただしい時間。
オープン前、準備が終わるとホッとします(笑)

一日中立ちっぱなしで、力仕事も想像以上に多いので結構肉体労働のお仕事なんです。


忙しさ・大変さ・やりがい

クリスマスやバレンタインなどの繁忙期は本当に忙しく、
残業続きになる職場も多々。

でも、自分が作ったお菓子をお客さまが喜んでくれた瞬間
「やっててよかった」と心から思えます。

実際に私はクリスマス期間が本当に忙しいのですがどんどん自分たちが作ったケーキが売れていくあの瞬間が楽しくて大好きです!


働く中で感じた“本当の楽しさ”

毎日同じ作業に見えても、お菓子の状態は一つとして同じではありません。
季節・湿度・材料の状態で仕上がりが変わります。
上手く綺麗に仕上げられた時のあの瞬間は本当に楽しい時間です。


パティシエに向いている人・向いていない人

向いている人

  • 細かい作業が好き
  • コツコツ練習を続けられる
  • 人に喜んでもらうのが嬉しい

向いていない人

  • すぐに結果を求めすぎる
  • 朝が苦手で体力に自信がない
  • チームプレイが苦手

パティシエの仕事は華やかに見えて、実はとても肉体労働で職人業。
でも、努力を重ねるほど着実に技術が身に付いていきます。


これからパティシエを目指す人へメッセージ

パティシエは、想像以上に肉体労働で技術が必要になってくるお仕事です。
しかしお菓子は奥深く面白い世界でもあります!

日々の努力が着実に技術として身に付いていきます。

あなたの“好き”という気持ちが、沢山の人を笑顔にするお菓子になるでしょう✨

是非、挑戦してみてください✨


まとめ:パティシエは素敵なお仕事

ひつじ
ひつじ

今日は”どうしたらパティシエになれるのか”についてお話ししたよ。
大変なお仕事でもあるけどとってもやりがいもあるお仕事。

専門学校に行ってから就職や、そのまま就職。どちらもOK!
自分に合った道を探してみてね!

まる
まる

お祝い事とか自分へのご褒美とか沢山の人を笑顔にできるいいお仕事だよね♪

華やかな世界の裏にある努力は、きっと想像以上。
だけど、努力の先には「たくさんの笑顔」が待っています。

夢をあきらめず、あなたのペースで一歩ずつ進んでいきましょう🍰

コメント

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